佐渡島の夏もあっという間に終わり、9月2日は雨が降り、涼しい月曜日となりました。
夏の後半は台風10号が西日本や関東で猛威を振るい、各地で被害が出ているニュースに胸が痛みます。
佐渡島に上陸予定の日程は日に日に遅れ、心配されていた佐渡国際トライアスロンも好天の中無事開催され、長い道のりに奮闘する選手たちの姿を見ることができました。
選手のみなさんお疲れさまでした。
この夏の振り返りをしようと思います。
この夏は6月頭から家の流れ、かかわる方々の流れ、仕事への志がガラッと変わった夏でした。
思えば…少々大変だったけど、その大変なことのおかげで自己理解を深めることができたし、考え方がガラリと変わりました。
強制ストップや友人との別れ、出会いなど周囲の変動を受けながら、様々なものがデトックスされていき、本当に自分が願っていた未来が目の前に現れた時、私は受け入れられる準備が整っていませんでした。
願っていたものが消えてしまう恐怖で内側の世界は荒れていたな～と（笑）
いざその未来が現実に来ると嬉しい反面、こんなにも動揺するものかと知って、周りに助けを求めるけど周りの私に対する「大丈夫だよ～」とか許容の言葉が信じられなくて、これは私の内側の問題だと気づくきっかけでした。
そこに立ち向かう勇気というか、自分を解放する勇気がなかなか持てず、前回お話したメンタルブロックのセッションに臨んだ訳です。「自分自身をどっしりと安定したものにしたい」「人も自分も大切にしたい」そこには自己理解が不可欠だなと認識する機会でした。
8月20日(火)の馬川亭でのキャンドルナイト×ヨガのイベントの前時間に「瞑想会とお話会」という佐渡出身で東京在住の安藤亜希さんのイベントに参加させていただきました。
亜希さんのお話で印象に残ったことは「私たちは自分のやりたいことをするために、両親や性格の気質などそれぞれ自分で選んでこの世界に生まれてきている。」というもの。
人とかかわる中で我慢の多い方や困難の多かった方も全部自分で選んでこの世に生まれてきているという話は信じがたい気持ちもありましたが、どことなく納得できる話でもありました。
私のここまでの半生を思い返して、一寸先は闇な時期も困難に感じていたことも少しずつ解消されて自分にとっての深い学びややりがいに変わった今だから感じる感覚だったからです。
２～３年前だったら分からない感覚だったと思います。辛かったことも丸っと受け入れられる言葉でした。
亜希さんは星が見れる方なので、私の星を見てくださる時間もご一緒できました。
自分の性質を知るという意味で、とてもいい発見のあった時間でした。
生まれながらの性格ではあっても、自分で自分を分からない方は多いはずだし、周りの影響で自分を抑えて生きている人だってたくさんいるはずだから、自分の性格を客観的な観点で理解することは生きていく上で自分に合う方法が見つかりやすくなると私は感じます。
実際に私もかなり楽になりました。
そこからさまざまなブロックにまた気づき、自分で手放すことのできなかった家族との間にある感情も気づいて手放し次に踏み出すきっかけになったので、やはり自分を理解すること、自分を見る練習をすることは自分自身への安心感につながるなと、とても勉強になりました。
亜希さんに出会ってから、毎日短い瞑想を続けています。
まだ座っていてもそわそわしてしまいやすいですが、ゆっくり目を閉じて無音で静かにしている時間は心がリラックスして変動が大きかった感情がゆっくり凪のような穏やかな感覚に戻っていく感覚。その感覚がどんどん心地よくなっているから不思議です。
自分の真ん中にもどる。はこんな感じなんだなと。
自分の思考回路のシステムが変わると見える世界も変わっていき、今まで怖かった人との繋がりがとても豊かで穏やかなものなんだと感じました。誰かの平和を願うことは自分の内側も静かで穏やかなものにしてくれるんです。
だからまた不安が湧いてきたら、広い視点でこの世界の平和を願うことにしよう。と決めました。
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最後に私がこの夏、一番心を安心させてくれた言葉をシェアします。
8月の終わりごろ、幼いころからお世話になっている方とじっくりお話する機会がありました。
彼女は私生活で大変な状況から、一山超えた方。
「大変だし全然うまくいってないけど、どっかで大丈夫と思っていた。」と話してくれました。
私がいままで言葉にできなかった感覚を彼女が言葉にしてくれました。
今、苦しい渦中にいるけど何か大丈夫な気がしている方がいたら、
その感覚、間違いではないかもしれません。
自分を信じて、大切に進みましょう。
皆さんにとって素敵な実りの秋となりますように。