繋がることの愛おしさ~好きを諦めない|8月8日(木)の日記

8/8の佐渡島の天候は夏日。昨日は曇っていましたが今日はスカッと広がる青空。

こんないい天気を見逃すわけにはいかない…!
忙しくて後回しにしていた梅漬けを干す作業に取り掛かりました。

2年目の梅干しづくりです。
去年は干す前にカビてしまって台無しでしたが今年は干すことができました
3日3晩干して梅干しへ仕上げます。

出来上がりがとっても楽しみです^^

自分が食べるものを手掛けることで、生活が豊かになったような気になります。
これは、自分が食べるものに「手間をかける」作業。
いわば日常にある何気ないものの工程を「知る」ということ。
自分に対しても、周囲に対しても、「知る」ということは、心を潤し豊かにしてくれる機会だなと感じます。

なので、今日はそんなことを書いてみようかなと思っています。

あなたは「やりたいこと」できていますか?

自分が好きなものを「好き」と言えていますか?

大切なものを大切にできずにいる状況ではありませんか?

この記事を読んでいるあなたがもし、ご自身の思考に囚われ、やりたいこと・好きなことを肯定できずにいるとしたら、力になればと思いシェアします。

あなたの好きなことを胸を張って「好き」と言えますように。
やりたいことに邁進できますように。

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昨日、私は「メンタルブロック解消セッション」を受けました。

”メンタルブロック”とは、例えば何か行動を起こすときに踏みとどまってしまう思考のこと。

「人に迷惑をかけてはいけない」
「自分にはできないわ」
「嫌われたくない・・・」
「これしなきゃダメ」

など、人の数だけ例はあると思います。

今回セッションを行ってくれたのは、みささんという方。
3年前くらいに友人を介して知り合い、私にコーチングやメンタルブロック解消のセッションを進めてくれた方です。

彼女いわく、”メンタルブロックは「悪いもの」と捉えがちだけど、これまで自分を守ってくれていた思考なんだよ。”と教えてくれました。だけど、その反面その思考によって行動できないでいたから、その思考を変えていこう。と前置きをしてセッションをスタートしていきました。

メンタルブロックを解消していくとき、自分のことを「知る」という作業は不可欠。

みささんは私に様々な角度から質問をしてくれたり、自分自身の感覚に意識を向ける作業を丁寧に行ってくれました。(これはヨガにも通ずるところがあるな、と。体の感覚を感じるときは余計な思考が落ち着いてすごくリラックスした感覚になったのを覚えています。)

質問の中で「自分のやりたいこと」について深ぼっていきました。自分の「やりたいこと」を明確にする作業は「ゴール」を決める作業のように感じました。

理想の未来を描き、創造すること。
そして、そこに向かう自分の足を止めている思考は何なのか。

自問自答していく中でも中々答えはハッキリしていかない。
今、自分の中でしっくり来ている感覚は何パーセントなのか、100%に至るまで問いは続けていきました。

自分の内側の声を聴くことはかなり難しいものです。
何重にも思考が重なって複雑になっている可能性もありますし、そこをかき分けてシンプルにする作業は頭を使います。


それでも、逃げずに答えを導き出すことで自分を守ってきた思考が現れてくる。

答えを導きだす中で出てきた私がやりたいことへの足を止めていた思考の真髄は「一人になってしまうかもしれない。」という恐怖。
そこに重なっていた表面思考は「迷惑をかけてはいけない・私がやることは迷惑なのではないか」という思考。

みささんはこの「私は迷惑」という思考経路を”システム”と表現してくれました。

「かなえさんは、迷惑システムが働いているね。」と。

以前紹介した『嫌われる勇気』という本の中で自分の中の「信念」という話題が出てきました。

「私は愛されない」と無意識に”信じている”
あるいは「私は孤独だ」と無意識に”信じている”

これは誰かから言われたわけではなく、過去の経験を通じて「そうである」と確信してしまうこと。
この信念がメンタルブロックに繋がっているなと気づかせてくれました。

私の信念は「私は迷惑なのではないか」でした。

その根底にあるのは「一人になりたくない」から。

だからやりたいことや好きなことは我慢して周りの顔色を伺うという行動を起こしていたんだなと今回のセッションで具体化することができました。

最後に事前に用意していた私の行きたいところ、行ってみたいところの写真を見て
「行けないでいる自分の感覚」と「そこから1歩立ち上がり、歩き出した自分の感覚」を体感してみました。

自分にブロックをかけた思考を手放し、勇気を出して踏み出した自分とその写真にたどり着いた自分の感覚を深く体感することで、行きたい場所へ行けた自分の視点で過去の自分を見てみました。

そして過去の自分に声をかけました。
「大丈夫だよ。」と

好きなことを諦める、好きなことに蓋をする。
それは心と思考の深いギャップを生むことを深く感じたこの数年。

そして欲しいもの、理想の未来を手に入れたいと思った時に感じた障壁。

ヨガ哲学にある”思考という色眼鏡をかけて外の世界を見る”という言葉がまさにそのまま自分に巻き起こっていたのだと深く実感した1日でした。

自分の中にある無意識の”信念”が自分を守るための「思考のシステム」を生んで行動を選択していく。
自分の中に答えがあるというのはまさにこのことなのです。

あなたはどんなことが好きですか?
あなたが大切に想う人は誰ですか?

内なる自分と繋がり、内なる平和が生まれていくことで、
自分や誰か、そして何かを心から愛し、与えることができる。

これまで一人になる恐怖で人と繋がることを恐れていた私。
みささんと最後に人との繋がりや自分の思いについて語り、ハグをしながら感謝の言葉を伝えて別れました。

自分を満たし、誰かと分かち合うこと、そして与え・与えられ繋がることの温かさたるや…
とても胸がいっぱいになり、愛おしい気持ちで包まれました。

こんな愛にあふれた循環が人と人の中で生まれていることが何よりも嬉しかったのだと思います。

大好きなものを思いっきり大好きでいましょう。

自分と調和することが全体と調和していく事へと必ず伝わります。
必ず。

8月8日夕方、九州地方で地震がありましたね。
今後もどうぞ身の安全を大切にお過ごしください。

皆さんの心と体、そして日々の生活が健やかで平穏なものでありつづけますように

ささやかですがお祈りしております。

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この記事を書いた人

井出 かなえ kanae ide

経歴:介護士としてご利用者様の機能訓練に携わる。その後はスポーツクラブにてインストラクター業をスタート、RYT200を修了・Lesmillsインストラクターとして3年間グループレッスンとマシンジムスタッフを経験する。故郷である佐渡島に帰郷し「 YOGA studio Light 」をオープン。2023年春に宮古島にて2回目のRYT200を修了。佐渡島を中心に現在も活動中。
ヨガ歴9年・指導歴6年目 / 資格: RYT200修了・介護福祉士・初任者研修修了