愛することの大切さ|8月3日の日記

皆さんこんにちは。
佐渡は梅雨明けしてカラッと夏らしい陽気です。

8月も早いもので3日目。
日々の速さを感じています

今週は定期的に通ってくれた生徒さんが島外へ移動になったり、教室の生徒さんに誘っていただきマリンアクティビティとお祭りを楽しんだり、ビーチでのプライベートセッションが3日連続続いたり、馬川亭で打ち合わせしたり、大人の部活があったり、忙しくも楽しい日々を過ごしていました。

週末の今日も、生徒さんが働いている団体の施設へお邪魔してお話したり、人と繋がる1日。


今朝はYouTubeでフロムの「愛するということ」という本の解説動画を見ました。

人間関係で疲れたり、コミュニケーションがうまくいかなかったり、人とのつながりが怖いと感じる方、いらっしゃるのではないでしょうか?

実は私も、人間関係にとっても苦手意識をもっている一人です。相手の表情を伺ったり、人と会った後すごく疲れてしまったり、孤独が怖いと感じること多々あります。

ですが、誰かと繋がることは好きだし、楽しい時間を共有することに喜びを感じるので、自分の内面を整えることは私のテーマです。(前回の日記にも書いたかもしれません。)

本を読む習慣が少しずつ内面の調整になっているこの頃。今朝見たフロムの「愛するということ」の解説は、人間関係において価値観が変わるものでした。

「愛する」ということは自分にも他者にも必要なもの。

”「愛」を語るなんて人に裸を見せるようなものです。”というフレーズが本に書かれてあったように、恥ずかしさを感じやすい話だし、それぞれに価値観があると思うのでかなりセンシティブなものですよね。

ですが、私たちの悩みの根源は人間関係によるものです。自分と他者との関係の上で、愛は大切なものなんだなと感じた動画でした。「恥ずかしい」とか「重い」とか、その言葉で逃げている時私たちは受け身で与えてもらおうとしているのだと。傷つくことを恐れている。

「愛情は見返りでも担保でもなく、向こうが好きになってくれるかもしれないという希望をもって自ら与えるものだ。」と動画では解説していました。

「与えよ、さらば与えられん。」

この言葉の深さを初めて理解できた朝でした。

人間関係の上で、主語を「私」から、「私たち」に変えてみては。とある本に書いてありました。「私が」「私に」・・・など、主語が1人称であると自分だけの課題になりますが、「私たち」にすると、関係の中の課題になります。その中で、「私たちの関係をよりよくするには・・・」そんな思考をもって相手に与えることができると、相手にも自分自身にも優しくなれるのでは…愛とは実にシンプルですばらしく、平和につながるものだと嬉しくなった朝でした。

また、フロムの「愛するということ」の解説動画には実践方法も紹介されていて、どれもヨガのプラクティスに繋がるもので驚きでした。

集中すること。音楽を聴くなら何かしながらではなく音楽に集中すること。
静かな時間に身を置くこと。
自分との約束を守ること。

まずは自分を信頼し、大切にすること裏切らないことが愛する技術を高めるとあり、私はヨガを伝えるものとしてこの方法の可能性をより深く実感したとともに、「愛することの勇気」や「自分が自分であることの勇気」を誰かに還元できることを誇りに思いました。

”何気ない日々の生活の中に、一つ一つ紡ぐことのできる愛がある”

その豊かさをヨガの時間の中でお伝えしていきたいと思った素敵な朝でした。

皆さんの日々がこれからも豊かで満ち足りたものでありますように。

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この記事を書いた人

井出 かなえ kanae ide

経歴:介護士としてご利用者様の機能訓練に携わる。その後はスポーツクラブにてインストラクター業をスタート、RYT200を修了・Lesmillsインストラクターとして3年間グループレッスンとマシンジムスタッフを経験する。故郷である佐渡島に帰郷し「 YOGA studio Light 」をオープン。2023年春に宮古島にて2回目のRYT200を修了。佐渡島を中心に現在も活動中。
ヨガ歴9年・指導歴6年目 / 資格: RYT200修了・介護福祉士・初任者研修修了